「降伏」呼びかけ“偽ゼレンスキー大統領” 本物と比較すると…
日テレ 3/19(土) 1:18配信
(前略)
ウクライナのゼレンスキー大統領は、国民を勇気づけるため、毎日、発信を続けています。
しかし、ロシアのSNSで「偽のゼレンスキー大統領の動画」が拡散されました。

「私の最後の重大な決断は、あなたたちにお別れの挨拶をすることです。武器を捨てて、家族の元へ戻るよう呼びかけます」

偽のゼレンスキー大統領が“戦いをやめて降伏するよう”呼びかける動画――実は「ディープフェイク」というAI技術で作られました。

ゼレンスキー大統領のフェイスブックに投稿された本物の動画と比較しました。
ゼレンスキー大統領本人は体を左右に大きく揺らしながら話しているのに対し、偽の動画ではほとんど動いていません。
また、音声にも違いがあり、偽動画は声が低いように聞こえます。

この技術に詳しいエンジニアに「偽動画」を見てもらいました。

AI開発会社・クリスタルメソッド 河合継代表
「動画の背景を切り取って、顔部分だけ合成しています。顔がここにあるとしたらら、首に影が 映らないといけないんですが、その影がない。
偽動画でも影がきれいに出るのはあります。質があまりよくないというか、ちょっとチープな感じ」(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b930d93dddc1900dd8d911758e3dae4306e7b0b0

個人作成の嫌がらせ動画の類ならまだしも、こんなレベルの低いコラ動画出してくるなんてKGBやる気あるのかよと。

以前にも言いましたが、仮にウクライナ軍が総崩れとなりゼレンスキーも怖気づいて雲隠れしネットでの会見もしなくなった状況では、
この手の降伏を呼び掛ける偽動画もかなりの効果を発揮したでしょうが、ウクライナ軍が今なお頑強な抵抗を続け、ゼレンスキーも
世界中に精力的な情報発信を続けて国際世論を味方につけた状況では、殆ど意味の無い手口です。