キンジャール2発目のYahooニュースの記事に対する湯浅拓のコメント

記事は重要だ。経済コストを無視し、露が最新鋭兵器を連発したのは、産軍官の経済分析に詳しいウォール街が見て、露が、中国という金のなる木を得たという露自身の自己認識が背景にあるだろう。之を中露経済パートナーシップと呼ぶか、中露経済・軍事パートナーシップと呼ぶかは実務問題ではなく、アカデミックな論点に過ぎない。問題は、この延長線上に核の搭載があるか?なのであるが、ウォール街の観方はNOだ。バイデン大統領は、中国の習近平主席との会談でも、怒りを抑えに抑えていたフシがある。中国は、まるで露であるかのように核を露が使うかもしれないが如き匂わせを、習近平主席自身ではなく、習近平主席の部下がごく最近メディアへ示唆したが、バイデン大統領のキャラを理解していない。露は、長い国際関係、国際経済関係を通じてのバイデン大統領(かって上院議員)のキャラを熟知しているので、ロシアはドジは踏まない、とウォール街は観る。


これどこまで信じていいのか。