>>722
正直、あまり詳しくはないんだけど、知ってる部分だけ書くと。
一応、中共中央軍事委員会総後勤保障部(2016年までは人民解放軍総後勤部だった)という後方支援の専門部門はある。
補給から人員手配、人事その他も司るところ。実力はよく知らない。
(ちなみに組織改変前は、人事を左右できるので軍の中では一番発言力があると言われた部門。中国企業でも花形は人事部門だけど)

解放軍がたぶん今のロシア軍と違うのは、その発祥の経緯から自給自足のために畑、娯楽施設、会社、病院、工場、鉱山とかまで持ってること。総後勤部の頃はこれら企業の利益や軍の物資の左右も司ってたみたい。

その解放軍系企業は、いくら稼いでて何を持っててその金がどこに行ってるかよくわからないが、解放軍系軍事企業は解放軍に採用されない純輸出用兵器の開発を軍や国からの金無しで独自開発できる資金力もある(J-31みたいのを自腹で作れる。開発者が言ってた。)。

なので、軍として公開、推定されてる以外にも自分たちでいろいろと持ってそうなので、兵站の力がどのくらいあるのかよくわからない。

かつ、流動的でもある。
例えば、2011年位まで鉄道部も解放軍が持ってたが切り離されたり、党が発言力がありすぎる軍の権限、資金源を剥がして回ってる感じなので。

あと、800万人いるという民兵も、人民武装部が募集管理する民兵っぽい民兵の他にも自給自足の企業集団的なのとか屯田兵とかもいるし…。普通の軍隊を参考にしにくい。他に内務軍の武警の装備もよくわからん。暴動鎮圧や重要拠点の警備だけでなく森林管理や鉱山管理、消防とかも担ってる地域もあったりするので。民間車両や船の徴発も自由自在だし…。