https://www.kyivpost.com/ukraine-politics/zelensky-on-peace-treaty-talks-land-handover-deal-breaker-demands-security-guarantees.html
ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、月曜日遅くに、ウクライナとロシアの和平交渉を遅らせる重要な問題について、キエフはモスクワへの領土譲渡には決して同意しないと述べ、停戦に同意する前にウクライナに鉄壁の安全保障が必要だと述べた。
ゼレンスキー氏は、NATO加盟計画の拒否と地政学的中立を検討する用意がある、と述べた。
ウクライナは、再び侵略される危険性を残すような停戦協定には決して同意しないだろう、と彼は言った。ゼレンスキー氏は、交渉プロセスを複雑にする要因として、ウクライナが民主主義国家であることを挙げた。
仮にウクライナの国家指導部がNATO路線と地政学的中立を拒否することを検討したとしても、ウクライナの憲法を改正しない限り、この条件の条約は発効しない。つまり、議会で超党派の支持を得るか、国民投票を行うか、どちらかだ。
ゼレンスキー氏によれば、2014年のロシアのクリミア侵攻と併合に対するキエフの受け入れや、RFが支援するドンバス「共和国」の承認といったRFの他の要求も、同様に、ウクライナ側では国民投票と憲法改正によってしか承認されないという。
ゼレンスキー顧問のミハイロ・ポドヤク氏は、英国BBCとの月曜日のインタビューで、ウクライナの基本交渉姿勢である「領土保全、主権、真の安全保障」を繰り返した。
彼は、RFの代表との交渉は「困難」であると述べた。現在、作業部会では、多くの個別問題の条件について議論しており、これまでのところ、代表団は、停戦または和平への明確な道筋を示す単一の文書草案に近づいていない、と述べた。
ポドリアク氏は、米国とNATOの高官が、交渉が進むにつれ、ブリュッセルとワシントンはいかなる状況でもロシア・ウクライナ戦争に軍事介入しないと頻繁に宣言していることが、クレムリンをより強硬な交渉姿勢と新たな侵略に向かわせることになると指摘した。
彼は、この交渉がいつ実際の停戦合意を生み出すか予測できないと述べた。「1日や2日で戦争が終わると言う用意はない。人々を落ち着かせる必要があるという観点からでさえも。しかし、我々(ウクライナ)は必要な限り戦うと言うことはできる」。