「エリツィン大統領…ぼくは、ロシア大統領プーチンはどう、どうすれば…。同志エリツィン、あなたなら今どう戦いますか?教えてください、同志エリツィン」

「プーチンよ、儂はもう同志ではない。お前は立派に成長したロシアの大統領だよ。プーチン、ロシアの大統領ならロシアを信頼するんだ…」

「ロシアを信頼する?」

「そうだ。お前にはまだ武器が残されてるではないか。戦うための武器が…」

「お願いですエリツィン大統領!教えてください。何所にあるんです?何が武器なんです?」

「核だよ」
「えぇっ?!」

「ロシアにはまだ核が残ってるじゃないか。なぁ、プーチン、核兵器だけが邪悪な暴力を振るえる最後の武器なんだ。素手でどうやって勝てる?死んでしまって何になる?誰もがそう考えるだろう。儂もそう思うよ。
なぁ、プーチン、男はそういう時でも立ち向かって行かねばならない時もある。そうしてこそ、初めて不可能が可能になってくるのだ。プーチン、ロシアにはまだ核がある。核があるじゃないか。
ロシアを活かすのはお前の使命なんだ。核ある限り戦え!わかるな、プーチン」