ウクライナの副首相によると、包囲され破壊されたマリウポル市から、今日、約2,700人が避難できたという。

しかし、Iryna Vereshchuk氏は、ロシアが過去3日間、同市への人道支援物資の輸送を妨害していると非難した。世界保健機関(WHO)もマリウポルに到達できていないとしている。

ロシアは市内の一部を掌握している。ロイターの報道によると、ロシアは市内の一部を掌握し、避難所から出てきた数百人の住民に物資を配った。

親ロシア派のメディアによると、現場には、ロシアが支援する分離主義者の飛び地ドネツクの指導者デニス・プシーリン氏と、プーチン氏の政党「統一ロシア」の幹部アンドレイ・トゥルチャク氏がいたという。

トゥルチャク氏は自身のテレグラムチャンネルで、ロシアはマリウポリを再建すると書いたが、「間違いなく、ロシアは永遠にここにいる」とも付け加えた。