(前略)
ガリウムヒ素を材料とする半導体は、現代戦闘機において欠かすことのできない「AESAレーダー」と呼ばれる装置に大量に使われます。
通常、ガリウムヒ素でできた小さい「TRモジュール」を1000個 から2000個程度、搭載しており、AESAレーダーの性能は使用したガリウムヒ素の量で
決まるともいえます。

さらに次世代戦闘機では、機体のほぼ全体をガリウムヒ素で覆う「スマートスキン」になるともいわれます。
そして、よりにもよってロシアの最新鋭戦闘機Su-57は、このスマートスキンの考え方を部分的に取り入れており、全方向レーダー索敵能力を有し、
同時に電子妨害なども行う、F-35やF-22さえできない野心的な設計を取り入れています。

Su-57用レーダーに使用されている、韓国のソウルセミコンダクター社製ガリウムヒ素はすでに禁輸となっており、Su-57の開発に悪影響を与える
可能性は極めて大きいでしょう。

Su-57だけではなく、2021年に初めてモックアップが公開されたばかりの「チェックメイト」と呼ばれる軽量戦闘機コンセプトや、MiG-41ともいわれる次
世代迎撃戦闘機、そしてPAK-DA次世代爆撃機にもこの問題は及ぶでしょう。(後略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/68166b273514299bb3553c54e4e9244ed17e7d23?page=2

これが概ね事実だったりしたら、Su-57の生産が当初予定よりひどく滞っている理由の一つにもなるのかねー?