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緑の党はノルトストリーム2に反対したが、それはウクライナとの連帯からというよりも、
エコロジー的な理由からであった。より重要なのは、キエフへの武器輸出に断固として反対したことで、
これは戦争が始まってからようやく変わったのである。

自由民主党はノルトストリーム2をどうするかで意見が分かれ、
副党首をはじめ党内の多くはロシアとの関与を強めることを支持した。
駐独ウクライナ大使によれば、党首であり財務相のリンドナーは開戦当日、
「ロシアをSWIFTから除外したり、ウクライナに武器を送ったりするのは無駄だ。
ウクライナは数時間しかもたない」と大使に語ったという。

ドイツの対ロシア、対プーチンの対応は全てのステップで間違えていた。
今、ドイツ政界では「Who knew?」というカードに頼っている。
ドイツ政界の黒幕の一人とされるショイブレ元財務相は
ドイツ紙に「私が間違っていた、我々皆が間違っていた」と述べている。

しかし、ショイブレや彼の同僚たちは、ドイツがプーチンを過小評価していることを
同盟国が何年も前から警告していたことを忘れている。
その現実に直面したとき、ドイツ人はどう反応したらいいのか分からない。