>>674
ガイエ田中も最初はトリューニヒトを只の権力亡者や利権政治家ぐらいにするつもりだったのが、
キャラが独り歩きして「民主主義が生み出した怪物にして、いかなる状況をも切り抜ける化け物」
と描写がエスカレートしているのが興味深い。

ラインハルトとは真逆の意味でヤンとは対極に存在する人物で、国家元首でありながらあっさり
祖国を売り飛ばして売国奴と罵られながらも、巧みに帝国上層部に取り入り独自の地位を
確立しつつありました。

もしロイエンタールがついカッとなってトリューニヒトを殺さなければ、帝国政界に根回しを続け
いずれは帝国を立憲君主国家として再構築する事すら視野に入れていたのだから、こんな芸当は
政治嫌いなヤンには絶対できません。