前スレの最後の方にあったこの話題、

『戦争は女の顔をしていない』のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチさん、
NHKのインタビューで、
「今回の戦争はテレビと冷蔵庫の戦い。
ロシアの人がテレビを見て戦争を支持できるのは冷蔵庫が満杯の間だけで、
経済制裁で冷蔵庫が空っぽになったらテレビは効力を失う」と話で、
表現が独創的すぎる…
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いくつかの点で違和感を感じる。
・ロシア人家庭の冷蔵庫が空っぽになるまで、ウクライナ人の被害が発生し続けるわけだが、
 その点は考えないのか。
・「今回の戦争」と言ってるが、8年前のクリミア併合の時にはなぜ声を上げなかったのか。
 (今回の侵攻は8年前から始まっている)
・そもそも最も触れなければいけないのは、「武力による国境線の変更」をやってしまったことではないのか?
・さらに今回、核保有国がどこもやらなかった「核兵器による恫喝」までやらかしていることには触れないのか。

今回の侵攻に批判的なロシアの著名人ですらロシア国内の事情を語るのみというのは、
国際的に見てロシアというか、ロシア人そのものへの評価がガタ落ちするのではないだろうか。
(もともと評価されていなかった、という話もあるが)