ウクライナの25歳FWが遺体で見つかる。「ロシア兵に処刑される前に拷問を受けた」と現地報道

戦火で困っている人々に薬と食料を届けていた
ウクライナで未来あるフットボーラーが帰らぬ人となった。(C)Getty Images

 ウクライナでまたひとり、フットボーラーが命を落とした。
 ウクライナ・メディア『sportarena』が4月3日に報じたところによれば、ウクライナ軍によるキーウ郊外のブチャの解放後、3月23日から行方不明になっていたFCクドリフカのFWオレクサンドル・スケンコの遺体が、両親のそれとともに発見されたという。
「伝えられるところによると、3人全員がロシア兵に処刑される前に拷問を受けた」と記事は綴っている。
 同メディアによれば、25歳のスケンコはキーウの地域リーグでは有名な選手で、両親とともに、戦火で困っている人々に薬と食料を届けていたという。その途中で、ロシア軍に捕えられたと現地メディアは見ているようだ。