専門的な書籍と、一般向け啓蒙書(新書など)でも
「同じ情報の2度売り」になるのかな。
陸軍と海軍で2度売りしたのとは、質が違うと思うけど。
それくらい、良いじゃない、と思う。

90年代くらいから、調べ物をして書くという物書きで
喰えないのは周知でしょうに。

物書きだけで喰えるのは、ギリギリ、娯楽小説でしょ。
漫画原作も喰えないし、脚本で継続して喰うなら
テレビだけど、脚本は、サラリーマンプロデューサーが
言う「作家性」で、女性や舞台の人が好んで起用されるし。

テレビのコメンテーターで呼ばれないもんかなあ。
出演料は、文化人枠だから、おそらく1桁万円だろうけど、
そのぶん、書籍は売れるらしいから、うってつけなんだがなあ。

ロシア漫談の中村逸郎氏は、本業は、筑波大学だし、
「軍事で凡司」(命名者:東野幸治)の、小原凡司氏は、
笹川平和財団だし、軍事漫談の井上和彦氏ぐらいじゃないの、
本業が分からないのに喰えてるみたいな人ってさ。
井上和彦氏っぽくでいいから、喰えてさえいたら、
書籍の企画も、余裕を持って出せるだろうしなあ。