>>918

コロナやフィラリアにきくイベルメクチンで対処できるけど。
補給が滞るなか、どうかな

糞線虫症(Strongyloidiasis)

病原体

Strongyloides stercoralis

感染経路

感染幼虫に汚染された土壌から経皮的に幼虫が侵入することによる。ヒト体内に侵入した幼虫は血流やリンパ流に乗って心臓、肺へ達し、肺胞内から気管をさかのぼり嚥下され小腸上部で成虫になる。成虫から産卵された虫卵は消化管を下る間に幼虫に孵化し、大部分の幼虫は便とともに体外中に排出される。一部の幼虫は感染性を持ち腸管粘膜や肛門周囲の皮膚から再度ヒト体内に侵入して感染が成立し、ヒト体内で生活環が維持されるサイクルがある。これを自家感染と呼ぶ。

流行地域

熱帯・亜熱帯地域で流行し、温帯地域でも発生がみられる。日本では九州南部、沖縄・奄美地方が浸淫地であるが新規感染者は発生していない。

発生頻度

正確な感染者数は不明だが、世界で3,000万人から1億人が感染しているとされる。日本では浸淫地である沖縄県では60歳以上で約25,000人の感染者がいると推定されている。