一乙。
ロシア人の商売感覚について面白い情報を見つけたので。

ttp://www.rotobo.or.jp/events/micro/No.1.htm
><不透明なバザール式価格交渉・価格設定>
>次に、契約条件の交渉に進むことになるが、ここでも独特な商慣習に遭遇する。
>まず、価格の切り出し方について述べると、ロシア側は、最初から、商品の相場、原価・コストなどを計算しても日本側が到底理解できないような高い金額を提示してくる。
>あるいは、質量を問わず、はじめに日本側に金額を提示させるケースが多く見られる。これは、ロシアが有史以来、市場主義経済を経験しておらず、
>契約の前提である信用の価値を理解していないことから生じていると考えられる。
>今、高く売れればそれでよいとする、いわゆるバザール経済、物々交換が、このようなロシア人の思考のベースにあると見られる。そこで、日本側としても、
>予め少なめの金額を提示して折り合いを付けざるを得ないといえる。一方、日本の企業もこのようなロシア式の価格交渉に慣れておらず、
>なかなか次のステップに進みにくいのではないだろうか。あまりにも高い金額を最初から提示されると、値下げ交渉をするよりも、
>そんな理不尽ことを言ってくるような相手と取引はしたくない、信用できないと思い、取引自体を諦めてしまうこともありえよう。

「バザール経済」というのは要するに東南アジアや中東の相手を見てふっかける値切り上等の値付けのこと。
あらゆる場面で、身内なら安い値段を付けるが一度しか相手をしない「よそ者」にはその都度大金をふっかけて搾り取ってもいいという感覚で売り買いをするらしい。