ドンバスへの進出を続けるロシア軍

ウクライナ東部で一晩中、激しい砲撃とロケット砲撃があった。BBCのジョー・インウッドは、ルハンスク州を守るウクライナ軍を取材した。
夜通し、空襲のサイレンが鳴り響き、スラビャンスク市の人々は地下室やシェルターに逃げ込んだ。
ドンバス分離主義運動が始まったこのロシア語圏の都市では、ロケット弾と激しい砲撃が聞こえてきた。
この地域全体で、ロシア軍はウクライナの防衛力をテストし、遠くから都市を攻撃している。
ルハンスク州知事は、ウクライナの中央部や西部など、より安全な地域への避難を市民に呼びかけたのは、このような事態を想定してのことである。
木曜日に鉄道の一部が破壊され、クラムトルスクの駅に大行列ができたため、この作業はかなり困難になっている。
現在、鉄道は修復され、列車は再び動いている。
キエフの占領に失敗したロシア軍は、現在ドンバス地方に集中している。
今後数週間は、この戦争の行方を占う上で決定的なものになるかもしれない。