英国でホームレスになるウクライナ難民が「懸念されるほど」増加

英国の地方自治体協会（LGA）によると、英国に到着したウクライナ難民が、スポンサーとの関係悪化や宿泊施設へのアクセス問題からホームレスとなるケースが「懸念すべき増加」を見せているという。
Press Associationの報道によると、家族ビザ制度で到着したウクライナ人家族は、給付金を待つ間、お金を得るのに苦労しており、親族が住めない、あるいは住もうとしないため、ホテルに泊めてもらっている人もいるとのことである。
ホームズ・フォー・ウクライナ制度でのマッチングが決裂し、地方自治体が新しいスポンサーを探す間、家族を緊急宿泊施設に入れなければならなくなったという話もある。
自治体は、マッチングが破綻した難民をデータベースに戻し、地元で家を用意しているスポンサーと迅速にマッチングできるようにする方法を求めている。
先週発表された調査で、LGAは、57のカウンシルが、両方の制度で到着後にホームレスとなった144のウクライナ人世帯から相談を受けたと発表している。