端的に言えば7/12の軍命令撤回事件でムッチーの軍司令官としての権威は崩壊した 軍司令部でムッチーがおかしな事を言っているとの証言が集中しているのはこの時だ 何より河辺方面軍司令官の信任を失っている事は15軍の誰の目にも明らかとなった
ムッチーの精神は崩壊指摘しまい7/28の司令官逃亡に発展する 但し、この段階で河辺と久野村参謀長はムッチーを見限っていたと思われ、ムッチーが離脱するにあたって軍司令官権限の全てを久野村に移譲する念書をムッチーに書かせている
最早用済みのムッチーは一人放浪の旅に消えたが15軍と方面軍の幕僚は今やムッチーに関わっている余裕は無かった 隷下部隊の撤退遂行のために手配しないといけない仕事が山程あったんだ