>>531
最近共産党は長年の党是をウクライナ戦争によって渋々曲げて、憲法9条の精神に則り実質否定していた
「個別自衛権」を認めざるを得なくなりましたが、相変わらず集団自衛権と核の傘は否定する方針です。

然るに、ウクライナは米国による核の傘もNATOによる集団安保の枠からも外れていたが故に、ロシアは
心おきなくウクライナへの侵略戦争を仕掛ける事が出来たのですが。

もしロシアがウクライナでは無い他のNATO加盟国に侵略戦争を行うとなれば、即ち米国を含めた
他のNATO諸国との全面戦争待ったなしであり、米国との核戦争エスカレートのリスクも加わります。

もし日本が共産党の主張通り、集団自衛権の要である日米安保を全面破棄して米軍の核の傘からも
外れてしまうと、ロシアや中国という核大国は「米国との全面核戦争」という最大のリスクを冒す事無く
日本への侵略戦争を行う事が可能になります。

そして今回のウクライナ戦争でも国連と安全保障理事会が全く機能しない事が露呈したように、中ロという
安保常任理事国による侵略戦争を止める力は全く無いので、日米安保も核の傘も無くなった日本は
全くの孤立無援で「専守防衛」という国是の元、最初から日本国内での本土決戦を強いられた挙句、
ウクライナ同様の国土の荒廃と大勢の国民の犠牲を強いられるし、それが嫌なら全日本人の奴隷化と
日本という国家の消滅を選択しなければなりません。

プーチンがウクライナに対して要求していた事が正しくそうであるように。