>>515

わが国では戦艦”比叡”の例がある。
操舵機に被弾、損傷した結果、まだ浮いているのに艦を放棄する結果になった。
ただ、この戦闘はまだ電探射撃が使えなかった日本艦隊は、”比叡”が装甲と火力を頼んで探照灯射撃を強行した、ということがある。

戦闘詳報を読んだ時の連合艦隊長官だった山本五十六は、比叡の艦長をクビにするのは如何なものか?と人事部に掛け合ったが、『戦艦、しかも何度もお召し艦になった艦を放棄した形なのでダメです』と突っぱねられた後味悪い後日談のおまけつき。