そっかー北朝鮮の人海戦術が見られるのか
兵力は120万ほど
基本的に旧共産圏は人海戦術だよ


今、米海兵隊の本を読んでいるのですが、
これによると、毛沢東の戦略は戦略的ゲリラ戦ともいえる遊撃戦だそうです。
戦闘の分散・不正規制・不統一が特徴のゲリラ戦は負けることはないが勝つこともない。
戦闘の集中・正規性・統一指揮をもつ勝てるゲリラ戦が遊撃戦である。

敵進我退(進めば退き)
敵駐我撹(駐ればかきみだし)
敵疲我打(疲れれば打ち)
敵退我追(退けば追う)
と毛沢東は書き残している。

「兵士たちの話によると、中国軍ははじめ、その丘に砲弾を浴びせ、それから一グループが八列から十列に並んで高地の各方面から人海戦術で立ったままどんどん攻めてきた。
その時に指揮官がラッパの音を絶えず鳴らしていた。ラッパと言っても小さなもので、チャルメラのような音がする。
捕獲したラッパを見たが、とにかく前の兵士が倒れても、死体をのりこえて後から来るので、そのうち弾丸もなくなり、非常に気味が悪くなってきたと語っていた。
前の兵士は銃を持っているが後ろの兵士は銃を持たず、倒れた兵士の銃を手にして攻めてくる。」

石川文洋の中越紛争時のルポですが、たしかにそりゃ気味が悪いわな。こんなもの戦術か? って感じです。全員が全員銃を拾えるわけじゃないだろうしねえ。

http://www.warbirds.jp/ansq/6/F2000604.html