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マリウポリ製鉄所は防衛のために本当によく準備されている - アナリスト

マリウポルの巨大なアゾフスタル製鉄所を防衛するウクライナ軍は、核シェルターやトンネルを利用したゲリラ戦術で長期間持ちこたえることができると、軍事専門家が述べている。

セキュリティコンサルタント会社SibyllineのJustin Crump氏はBBCに、「彼らは防衛のために実によく準備されている」と語った。

「一掃されない限り、彼らは長い間そこにいると思われる。夜間に厄介なことをして、また戻ってくるかもしれない」。

彼は、ロシアから「ネオナチ」と誹謗されている極右団体「アゾフ大隊」に率いられて、800人もの戦闘員が原発を守っていると見積もっている。

「そこにいる兵士は捕まりたくないんだ、降伏はしないと思う。そしてロシアは、地下に潜り込んで1メートルずつ片付けていくなんてことはしたくない。恐ろしいことだ」と語った。

ウクライナは、非常に危険な夜間作戦で、マリウポルの苦境にある部隊に何とか物資を補給している、と彼は言う。

製鉄所は重要な工業用地であり、ロシアが支配権を得たとしても、「中国が鉄鋼を欲しがっているので、操業を再開させるかもしれない」とクランプ氏は述べた。しかし、荒廃したマリウポルの再建には何年もかかるだろう、と彼は付け加えた。