>>283
仮定でしかないのだが、今後西側の経済体制が生産力の担保を安全保障の課題として組み込む前提で整備が進む場合
主要産業の生産基盤が国策主導で為され、当然それは現行最新世代の技術的インフラを含んだ設備導入が推進されるだろう。
ここで無視できないのは、これら各種産業に導入されるであろう生産インフラは国家安全保障に資することが主目的であって、
既存産業構造内の雇用維持は、その強い動機故に却って二の次とされる懸念があるということだ。

現在既に目に見える形として表れているのはTSMCによる国内投資だが、熊本(のみに限らず)漁協の産地偽装問題も
この流れから見ると、国内の生産基盤に対する急速なリプレースが動機として透けて見えないだろうか。
政府は最早既存産業従事者の生活維持よりも国家安全保障のステージで思考しており、
赤松健によるフェミニズムへの反駁も漫画文化の保護というステージではなく、
第三国によって仕掛けられた敵国内の情報戦に対する殲滅戦の段階へと急速にシフトしているのではないだろうか?