ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、米国やその他の西側諸国が「ロシアのウクライナでの軍事作戦を引き延ばすためにあらゆることをしている」と主張した。
ウクライナへの外国からの武器供給量の増加は、「キエフ政権を刺激して、ウクライナ人の最後の一人まで戦わせようとする彼らの意図を明確に示している」と、ショイグ氏は言う。
また、ロシア軍は「ドネツクとルハンスク人民共和国を解放する」計画を計画的に実行していると付け加え、これはウクライナ東部の反政府勢力を自称する団体を指している。
ロシア国営テレビ「ロシヤ24」に映し出されたショイグ大臣(66)は、モスクワで開かれた同国の軍幹部とのコレギウム(諮問委員会)で発言しているという。
会談が生中継されたのか、事前に録画されたものなのかは明らかにされていない。
もし確認されれば、健康上の問題があるとの報道がある中、ショイグ氏が数日ぶりに公の場に姿を現したことになる。