戦争研究所(ISW) ロシア攻勢戦役評価 1800 ET 20.04.2022 / 0700 JST 21.04.2022
https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1516983814492344321

@ 東部ウクライナでのロシアの攻勢は、過去24時間以内の間で、
戦線上の重要な小都市ルビジュネとポパスナの一部を確保するという小さな成果をロシアにもたらした。

A ウクライナ軍の報告によると、シリア人もしくはリビア人傭兵の小集団がポパスナ(東部ウクライナ)
での戦闘に参加しているということだが、大規模な部隊で参戦しているのではなく、
おそらくはワグネル・グループ傘下で個々に雇われた傭兵として戦闘参加している模様である。

B マリウポリでロシア軍は少しずつ前進している。また、遅くとも5月9日までにマリウポリ勝利宣言を行う準備を整えつつある。

C ロシア軍はイジューム周辺で少し前進できたが、重要な戦線突破はまったくできなかった。

・ロシア軍は主攻勢の実施と並行して、兵站と指揮統制を確立する作業を進めている。
結果、決定的な突破を果たしていないし、同期した複数軸からの攻撃を実行する能力も示せていない。

・ウクライナ軍情報部によると、占領下のヘルソン・ザポリージャ両州において、ロシアは“偽りの住民投票”を実施する計画を立てている。
その内容は、強制動員を宣言し、「“動員された”ウクライナ人を激戦が続く戦線に投入する」というものである。

・マリウポリ。ドネツク人民共和国(DNR)の占領当局は、5月9日にマリウポリ市内でロシア軍とDNR軍が
“戦勝記念日”パレードを行う予定だと20日、発表した。

・ドネツク・ルハンシク両州。ロシア軍は攻勢拡大準備のための増強を続けている。ウクライナ参謀本部によると、
第90戦車師団隷下部隊、第232ロケット砲旅団等がロシア国内からウクライナに入った。
また、セベロドネツク西方で進撃路を探る目的の偵察行動をロシアが実行している。
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