米のウクライナへの兵器供与、異例の最短48〜72時間で実行
https://www.cnn.co.jp/usa/35186655.html?ref=rss
(CNN) 米国防総省高官は21日までに、米国によるウクライナへの兵器の引き渡しの現状に触れ、
「休むことなく、前例のない迅速さ」で処理し続けていることを明らかにした。
米軍の在庫分から他国へ軍装備品を送り出す承認手続きから実施までは過去の事例では、
数週間あるいは数カ月間かかっていた。だが、ウクライナの場合は過去数カ月間、最短で48〜72時間で終えているとした。
一方、米国防総省高官は20日、ウクライナ向けの榴弾(りゅうだん)砲の砲弾が欧州に19日から到着し始めたことを明らかにした。
米国は先週、8億ドル規模のウクライナへの軍事支援計画を発表。この中には155ミリ榴弾砲や砲弾4万発も盛り込まれた。
同高官はまた、榴弾砲の操作に関するウクライナ人約50人を対象にした訓練が始まったとも説明。訓練はウクライナではなく、
外国で実施しているとした。訓練を終えた約50人はウクライナへ戻り、ほかの兵士へ教示することになる。