ロシア・スパイ帝国の終焉か? 連邦保安庁「FSB」の凋落
https://news.yahoo.co.jp/articles/242b452945a19897c173d115fa1387bbd607a5d9
4月に入り、とうとうプーチンはロシア連邦保安庁FSBの情報部員150名を追放した。
英紙「TIMES」は「追放されたのは、プーチン大統領がFSB長官在任中に設立された『第5局』の職員。
ウクライナなど旧ソ連の構成国をロシアの勢力圏にとどめる役割を担う。
侵攻の失敗に対するプーチン大統領の怒りの表れで、スターリン的な大粛清だ」と報じている。
追放されたFSB職員らは、大部分が解雇され、幹部クラスの一部は逮捕されたようだ。

FSBの内部告発情報も暴露された。
「最近、私たちは徐々に指導部の求めに合わせた報告をするよう圧力を受けていた。
政治顧問やら政治家やら、その取り巻きたち、影響力のある連中がひどい混乱を作り出していた。
一番重要なことは、誰もこんな戦争が起きると知らなかったことだ」

 「我々は最初は、ウクライナ国内でゼレンスキーに対する反対行動を準備していた。
直接侵攻することは考えていなかった。 これからは市民の損害は幾何級数的に増えるだろう。
我々に対する抵抗戦も強まる一方だろう」

 「ロシアには出口がない。勝利の可能性がないのだ。敗北は大いにありうる。
弱い日本に蹴りを一発入れて早々に勝利してしまおうとしたが、戦争を始めてみると軍は負け戦を続けた
前世紀初頭とまったく同じことが繰り返されてしまった(日露戦争のこと)」

 プーチンと側近たちの戦争計画の失敗をすべてFSBに押し付けられている現状を考えれば、
FSBを中心としてプーチン打倒を訴える勢力が出てきてもおかしくはない。