そりゃ、EC加盟国が最初から一貫して全員クロアチア側だったわけではないし、スペインやボスニアのような分離問題を抱えてきた国でコソボを支持する国は少ないでしょうよ
トルコ自身もEU側の立場に沿わない形で外国に手を突っ込んでることは少なくない
EUとNATOの関係性や、ソ連崩壊後にEUへ加盟した国の多くがソ連から独立した経歴を持つことを見れば、露の勢力下を脱することを優先するために自国に住むロシア系を無視した政府もあったでしょう
そんな国も加盟しているEUへの加盟に、加盟国の同意が必要なら、政治的な要素が影響もするでしょうよ
だからってトルコに「ムスリム人口が多いからEU加盟できません」なんて結論にしたら、トルコ人以外のムスリムもまとめてEUの他所者だと断定することになって、今さら不毛でしかないの(合計特殊出生率を挙げるまでもなく)
スウェーデンのNATO加盟に条件をつけた一件も、クルド人やキプロスのことでEU側と対立していた延長線上にあり、EU加盟議論に国境検問の撤廃や難民流入による多民族化やその各国内居住の位置付けが全く影響していないとは言えない、と思う
ブレグジットについては訂正するけれども、トルコの1000万人も増えた人口を前にしたとしても、キプロスやクルド人の件で何十年もトラブルになってきたことを過小評価するのはさすがに違うかなと
人口の増えかたよりも、出自の違いや分離独立や同化政策で問題化した方が猛烈に叩き合うのはユーゴで見てるでしょう