モルドバ内の親ロシア派地域、2日連続攻撃受け…ウクライナ南西部の状況悪化に
https://news.yahoo.co.jp/articles/392cd4ce13ec3681dba8051df401a41095725539
モルドバ内の親ロシア分離主義政権である「トランスニストリア」(沿ドニエストル)は2
6日(現地時間)、ロシア語のラジオ放送伝送用のアンテナ塔と軍部隊が攻撃を受けたと発表した。
トランスニストリア当局は、ウクライナ側から攻撃されたものとみられるとして、「テロの危険」を赤に引き上げ、検問所を設置するなど統制を強化した。
この日の攻撃は、前日に保安省の建物がロケット推進榴弾と推定される兵器で攻撃を受けたことに続くもの。

 モルドバ政府は同日、緊急安保会議を招集し、この地域の状況監視を強化することを決めた。
モルドバのマイア・サンドゥ大統領は記者会見を開き、「これまでに確保した情報によれば、緊張を高める試みは
地域内の分離主義勢力によるもの」と主張した。

一方、ロシア外務省は、ロシアがトランスニストリアに介入する状況は避けたいと明らかにした。