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戦争研究所(ISW) ロシア攻勢戦役評価 1745 ET 28.04.2022 / 0645 JST 29.04.2022

① ロシアの戦略爆撃機はアゾフスタリ製鉄所のウクライナ野戦病院を目標にしている模様だ。
残存ウクライナ守備隊の補給物資の枯渇が進んでいると思われる。

② イジューム南西へのロシアの攻撃は、スロビャンシクへと直接続く道路にあるウクライナ防衛線を迂回する意図である可能性が大きい。
また、直近の24時間でロシアは戦術レベルの成果をあげた。

③ ウクライナ東部において、ロシア軍は接敵線全体での戦術レベルの地上攻撃と砲撃を続けているが、深い前進はまったくできなかった。

④ ドネツク人民共和国(DNR)の指導者デニス・プシリンは、ドネツク州を支配するという“完全な勝利とDNRの領域拡大[注:ドネツク州全土の領域化の意]”を達成するまで、
5月9日に予定されていた現地の戦勝記念日式典を延期する予定だ、と発表した。一方でモスクワは5月9日に何らかの勝利を主張する
つもりのままでいるようである。

⑤ ロシア軍は、ヘルソンからムィコラーイウ方面への攻撃を行い、そのいくつかが局地的に成功した。

⑥ 沿ドニエストルにて、ロシア軍及び傀儡軍は動員を続ける一方で、偽旗攻撃の準備も行った。

ゲラシモフ露参謀総長、イジューム方面を直接指揮
ウクライナ軍当局者の情報としてDefense Expressが、ゲラシモフ露参謀総長がイジューム方面で現地入りし、
“戦術・作戦レベルでの”指揮を取る予定だと伝えた。また、南部軍管区司令官ドボルニコフのもとで統一指揮を確立するという試みは失敗に
終わったとも主張した。いずれもISWでの真偽確認は取れていない。もしこの報道が事実なら、
ロシア軍がイジュームからの攻撃を重視していることと、ウクライナ侵攻軍の通常の指揮系統が破綻したことの2点を示唆するものとなる。
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