ウクライナ大使館に寄せられた支援物資 ドイツ政府専用機で現地に向け出発

在日ウクライナ大使館に寄せられていたウクライナへの支援物資が、来日していたドイツ・ショルツ首相の帰国時にドイツの政府専用機で運ばれることになり、先ほど羽田空港を出発しました。

東京のウクライナ大使館には、日本全国から医薬品などおよそ2トンの支援物資が集まっていますが、現地に届ける費用がなく、倉庫に山積みとなっていました。
しかし、日独首脳がきのうの共同記者会見で、ショルツ首相が帰国する際、ドイツの政府専用機で物資を輸送することを明らかにしました。
日本政府関係者によりますと、ドイツ側が物資をポーランドへ輸送し、ウクライナへ届けるための調整をするということで「ドイツの協力で、日本の善意をウクライナに届けられる。両国で協力して支援しようということだ」と話しています。
物資を積んだドイツの政府専用機は先ほど、羽田空港を出発しました。

ご飯パックと魚の缶詰がウクライナに向かったぞ