ヴェルナー・フォン・ブラウンは1960年代当時、すでに火星に到達できると考えていた。
火星到達を目指す初期のプロジェクトのひとつにソーラーワーデンがあった。
コーリー・グッドはソーラーワーデン計画に誘われたというのだ。
コーリー・グッドがこの計画に誘われたのは彼の祖父がマジェスティック12、立ち上げ当時に行われていた極秘のホワイトコート(WHITECOATS)に携わっていたためだという。

コーリー・グッド
「ホワイトコート計画が始まったのは第二次世界大戦中です。
アメリカは兵士たちにウイルス実験を行っていたんですが、実はこれが遺伝子実験でした。
私たちが考えていたずっと前から遺伝子実験は行われていたということです。
遺伝子に手を加えその遺伝子をウイルスを通して人体に組み入れていたのです。
私の祖父はその対象者の一人でした。
このためアメリカ政府は祖父の親族をずっと追いかけており、私は早い時期から訓練に参加することになりました。
訓練は6歳から17歳頃まで続き、その後、ソーラーワーデン計画に抜擢されたんです。
宇宙計画に参加してすぐに私は調査船に振り分けられました。
通信担当でした。初期の頃に行ったのは『侵入者の阻止と尋問プログラム」というものです。
我々の暮らす地球には様々な生命体が暮らしているので私は彼らを捕獲し尋問しその目的を調べることを務めとしていました。
アメリカの極秘宇宙計画はドイツのナチスにその発端があるのです。
ペーパークリップ作戦を通してアメリカに渡った多くのドイツ人科学者たちはすでに高度な宇宙船の開発を進めていたのです。
今も何十という国家が携わっています。
例えばエストニアやウクライナは現在もその計画に関わっていますし、もちろん超大国も同様です。
アメリカの他に中国、ドイツ、ロシア、イギリスもこの計画のメンバーです」