>>383
ウクライナ戦争の前までは大きな効果を見せていたロシア側のサイバー戦やハイブリッド戦が、開戦後パッとしないのは
二つの理由があるらしい。

まず一つ目は、遅かれ早かれロシアが本格的な戦争(そしてサイバー戦)を仕掛けてくる事を予想していたウクライナと
欧米諸国は、開戦の前日まで意図的にセキュリティーホールを開けていたらしい。

その為ロシアも慢心してこのまま一方的に畳みかけられると思っていたのですが、開戦と同時に一斉にセキュリティホールを
〆てしまったので、サイバー戦の攻略の足掛かりを一気に無くしてしまいました。
つまりウクライナ側はギリギリまで「効いたフリ」をしていたんですな。

そしてもう一つは、北朝鮮などと違ってロシア側のサイバー攻撃は外様や野良のハッカーがその多くを担っていた事でした。

ロシア側は自前の教育では育成し切れない分を、国外の札付きハッカーを雇い入れたり、西側の司法の手が及ばない
安全地帯を提供する事で大きな成果を上げられました。

しかしウクライナ戦争が始まると、ロシア軍と言えども外人ハッカーに支払うドルやユーロにも限りがあるし、ルーブルなんて
紙屑なんか貰っても使い道がありません。

その為在野のハッカーどもが次々と手を切ったらしいし、ロシア軍の残虐行為に憤って今度はロシアを攻撃する側に転じた
奴らも少なからずいるとか。