古戦史を研究してもそのまま現代(当時)に当て嵌める訳では無いので
兵器の進化に合わせて調整はされますね
例えば重装歩兵時代の鉄床戦術とか本来は会戦レベルだったのを作戦レベルに応用とか
朝鮮戦争のスレッジハンマー作戦は名称まで拝借してる

明治陸軍が関ヶ原云々の件ですが実は現在広く知られている関ヶ原合戦の流れや布陣図は参謀本部が編纂した「日本戦史」によるものが大きい
このシリーズは純粋な戦史研究と言うよりは国民の戦史教養や国威発揚を狙ったもの
一応江戸時代の先行研究(軍記物)をベースにはしていますが・・・
そう言った意味で戦国時代の合戦の研究は有りましたが現代への応用の為の研究は怪しいです
日本の合戦は調略等の事前工作や多数派工作が重要でハプスブルク家言う所の「勝利は戦場の外で決まる」に近い世界
まぁその研究成果から謀略に走ったのかも?