ウクライナ情勢 383

2022/05/04(水) 20:13:30.35

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2022/05/04(水) 20:16:19.09

https://twitter.com/GdPanzergraf/status/1521712063474589696
戦争研究所(ISW) ロシア攻勢戦役評価 1845 ET 03.04.2022 / 0745 JST 04.05.2022

クレムリンは5月9日を前にして、動員準備に取りかかり始めており、既に非公然の動員を行っている。
ウクライナ国防省情報総局の長、キリロ・ブダノフ氏の5月2日の発言。

ウクライナ軍はハルキウ東方で反攻作戦を実施し、約40km東進の上、Staryi Saltivを解放した(5月2日)。
ただし、この反撃によって、イジューム方面のロシアGLOC(地上連絡線)に何らかの影響が及ぶ可能性は小さい。
一方で、ハルキウ北東部のロシア防衛線を不安定化させる可能性はあり、
また、ハルキウ周辺のロシア軍を一掃する、より大規模な反攻の土台になるかもしれない。

マリウポリを含むロシア占領地の今後の扱いについて、プーチン政権内ではまだ確固たる方針が決まっていない模様。
一方で、プーチン氏が占領地を手放す意図を持つ様子はまったくない。

① ロシア軍は、5月2日の民間人脱出の終了とともに、アゾフスタリ製鉄所に対して、爆撃・砲撃・地上からの攻撃を再開した。

②ロシア軍はドネツク-ルハンシク方面において再編成作業を続けており、
おそらくそれはLyman及びスロビャンスク方向へと西方へ進攻するための準備である可能性が大きい。

③ ウクライナ軍は反撃を実施し、ロシア軍をハルキウ市東方40kmの地点まで退かせたようだ。

④ ロシア軍はザポリージャ州のHuliapole周辺で限定的な地上攻撃を実施した。
また、沿ドニエストルでの緊張が高まるなか、オデーサ周辺での偵察活動を強化している。

ハルキウ南方～ドンバス
https://pbs.twimg.com/media/FR41Gu8VsAAQLVE?format=jpg&name=large
この地域に展開しているロシア軍部隊は、非常に多くの、さまざまな親部隊(軍・師団等)に所属している。
このことから、展開中の部隊の多くが戦力不足であること、また、臨時編成で戦っていることが推定される。
これは、もし事実なら、ロシア軍の進撃の遅さや進撃停止の理由を説明する一助になるかもしれない。

NASAのデータによると、5月2-3日、Lymanで通常以上の高熱反応が観察された。
これはロシア軍の間接射撃の結果を示しているものと思われ、つまり、今後、
ロシア軍がLyman方面へ進攻する予定であることを示唆している。

ハルキウ市
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ウクライナ軍がStaryi Saltivを解放後、ロシア軍は国境に近いVolchansk方向へと後退した。

ウクライナ南部
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ロシア軍はオデーサ州内の目標を攻撃するためにオニクス対艦巡航ミサイルを使用した。
このことは、ロシアがウクライナ兵站活動を妨害するために必要な精密誘導兵器の数が、
少なくなりつつあることを示している可能性がある。
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