>>155
あるぞ>ひゅうが型

あれ、何気に日本の空母型船型の艦として珍しく
司令部機能に合わせた指揮通信機能確保の為の艦橋配置がなされ
本邦の公的機関が装備する回転翼機・搭載予定機あわせで
飛行甲板、格納庫・航空整備庫高の仕様が決定された艦だ

制約の中でコンセプトに沿うものとする為デメリット承知で
司令部機能と航空側の意見を最優先する決断を下せた点と、
基礎データ収集の為実物大・縮小模型での電波干渉対策と
配置検証に重点おいた点で地味にエポックだぞ

(前例はあきつ丸の空母形態になるが、陸軍運輸部の要求の舟艇・航空機能と通信満たす為
艦政本部の技術協力が為された点と、建造途中で手直し入れてる点をどう捉えるかにもよるからぬ)

>>159
> 「ひゅうが」は「ひゅうが」のコンセプトに完全一致した船だから、
>コンセプトを詰めきれていない旧海軍空母が出来損ないという論説には一理あると意味?

これに近いな
旧海軍は空母のコンセプトを詰める為の努力を徹底し切れなかった
ただ何故徹底し切れなかったのかは、当時の戦備計画・艦艇整備に関わった組織の問題も絡む
海軍というより当時の本邦の問題として捉えるべきだと考えている

(俺は「ひゅうが」は「ひゅうが」のコンセプトに完全一致したと見做していないが、
これは予算面と巨大船制限に基く運用上のデメリット、規模と船体サイズ制約という
より上位にある国の海運・海上交通安全上の制限に基くため計画時は止むを得なかったと見る
いずも型と同大クラスが理想だっただろうが、計画時の状況を考えるとね)