>>178
「中身」が何を言いたいのか今一判らんが、砲の形式は基本砲口と砲身長(口径)と砲架と尾栓の形式で
区分される(この辺は洋の東西を問わない)。

戦艦搭載の5インチ砲は副砲兼用だから、当然砲塔形式で重防御になっていて、しかも動作用の
機器を強化してあるから割に機敏に動作する。

戦前の巡洋艦用連装5インチ砲は排水量制限とトップヘビー対策として、実は少し高さを低くしているが、
戦中のボルチモア級向けは駆逐艦用と共通にした連装砲塔だ。

駆逐艦用の5インチ砲は、ロンドン条約の制約をクリアする為とトップヘビー対策に一部の単装砲について
最初砲架のみにしたのが始まり。
流石に評判が悪かったようで、次に砲塔から天蓋を取っ払った型の砲架にしたり、日本駆逐艦の
12cm砲同様の砲架にしたりしている。

基本5基全てが砲塔になったのはフレッチャー級からだな。