「韓国、隣国を敵対視すればウクライナのようになる」…中国ジャーナリスト「半脅し発言」波紋予想
中央日報/中央日報日本語版 2022.05.06 07:03
https://japanese.joins.com/JArticle/290726

中国の有名ジャーナリストが韓国もロシアの侵攻を受けたウクライナのようになる
かもしれないとの趣旨の発言をして大きな波紋が予想されている。

中国官営英字紙「Global Times(グローバルタイムズ)」の元編集者、
胡錫進氏(62)は5日、ツイッターに韓国が北大西洋条約機構(NATO)の
サイバー防衛センター正会員に加入したという内容の英文記事をリンクで添付した後、
「もし韓国が隣国に敵対的な方向に背を向けることを選ぶなら、そ
の道の終わりはウクライナになるかもしれない」と書いた。

隣国ロシアからの侵略を受けて戦場になったウクライナのように、韓国も隣国である
中国から侵攻を受けることができるという意味に解釈されて論争になっている。

胡氏はこれまで中国の代表的な官営メディア関係者として知られている。
中国保有核弾頭数を1000発に増やさなければなければならないと主張するかと思えば、
2017年には彼が編集長を務める環球時報が高高度ミサイル防衛体系(THAAD)
事態に関連して「キムチだけを食べて間抜けになったのか」という言葉を載せたこともある。
BTS(防弾少年団)の「ヴァン・フリート賞」受賞所感の中の韓国戦争(朝鮮戦争)
発言を問題にしたこともある。

米国とのメディア関係者ビザ紛争で報復を警告した“戦績”もある。

一方、中国は今年2月にロシアがウクライナを侵攻して以来、
国連では各国の糾弾に参加せず、事実上ロシアの肩を持つような言動を繰り返してきた。