ISW評価
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-may-6
重要点
ウクライナ軍はハリコフ市の北と東に広範な弧を描くように反攻し、さらに地形を拡大した。
今後数日間で、ロシア軍をハリコフ市の管砲射程外まで押しやる可能性が高い。
ウクライナ軍がこの作戦に必要な兵力をハリコフに集中させたことは、
この地域の既存兵力で継続的なロシアの攻撃を撃退できるというウクライナの自信の表れである。

ロシア軍は Izyum 軸で何ら進展がなかった。

ロシア軍は、24時間以内にセベロドネツク市近郊でわずかな前進を果たしたが、同市の包囲に成功する見込みはない。

ロシア軍はAzovstal工場への攻撃を続けているが、ISWは具体的な前進を確認できていない。
ロシア軍の占領に対する市民の抵抗が広がっているため、マリウポリで戦勝記念展を開催するという以前
発表されたロシア軍の計画が中断されている可能性がある。

この24時間、南軸に大きな変化はなく、ロシア軍は前方陣地の強化を続けている。

ISW は、現時点では、ウクライナの対艦ミサイルによるアドミラル・マカロフ艦への攻撃の報告を確 認することができない。