5月14日発表、ISWのウクライナ戦争に関するレポート概要

・ロシアの主な活動は引き続き、Sセベロドネツクとリシチャンシクを北と南から包囲する試みである。

・ポパスナから北へ攻撃しているロシア軍は、この24時間、目立った前進はなかった。

・ロシア軍はドネツ川を渡ることができず、壊滅的な損失を被った。
ロシア軍はこれらの損失を補うための努力は続けるだろう。

・ウクライナはハリキウの戦いに勝利したようである。
ロシア軍はハリキウ市周辺から撤退を続けている。

・ウクライナ軍はイジュームへのロシア軍の補給線を寸断する可能性が高い。

・ロシア軍はマリウポリのアゾフスタリ製鉄所の西側入口付近の高速道路を確保したようだが、同施設をめぐる戦闘は続いている。

・南部のロシア軍は、ザポリージャ市郊外までを砲撃範囲に収めようとしているようだ。

・ウクライナ軍は、スネーク島の支配権を取り戻すか、少なくともロシアによる同島の利用を妨害しようとしていると伝えられている。(終)