ウクライナ軍、反転攻勢のカギ「M777りゅう弾砲」とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/34b2cd733a2ca3cb36d8033f68b6cb7399629355
“手段を選ばない”ロシア軍の攻撃が続く一方で、戦局のカギを握るとされた東部での戦いには“変化”が起き始めています。

 これはウクライナ軍が公開した映像。映っているのはロシア軍の戦車の残骸です。ウクライナ軍は
東部のドネツ川を渡ろうとした戦車など70台以上を破壊したといいます。

 ロシア軍の前進を阻止したとみられるのがアメリカなど西側諸国から提供された“りゅう弾砲”です。
 防衛省防衛研究所・高橋杉雄さん:「橋を渡ろうとしたロシア軍に対して半分ほど渡ったところでエクスカリバーで攻撃した
川の両側に戦車部隊や装甲車が置かれているので、りゅう弾砲とかドローンからの攻撃、対戦車ミサイルなどで、一両ずつ攻撃したと思う」

今後の戦況について高橋さんは…。
 防衛省防衛研究所・高橋杉雄氏:「今のハルキウの戦いでロシア側がどれくらい損害を出しているかがポイント。
ここで大きな損害を出すことになると、ウクライナはドンバス地方の占領された地域を奪回。北部のルハンシクを奪回していく。
ただしロシアはある段階で守備的な戦略にシフトする。守備的な態勢に変えるとウクライナも簡単に攻められないから長期化する」