プーチンは「大佐か准将のレベルで」戦争に関与していると西側情報筋は言う。ロシア兵の動きを決定するのは大統領である、と情報筋が語る。

https://www.theguardian.com/world/2022/may/16/putin-involved-russia-ukraine-war-western-sources


西側の軍関係者によれば、ウラジーミル・プーチンはウクライナ戦争に個人的に関与しており、「大佐や准将のレベルで」作戦や戦術の決定をしているという。

ロシア大統領はドンバス地域の軍の動きを決定する手助けをしていると、彼らは付け加えた。先週、侵略者たちはウクライナ東部の戦略的な川を何度も渡ろうとし、流血の敗北を喫したのだ。

プーチンはロシア軍司令官であるヴァレリー・ゲラシモフ元帥とまだ緊密に連携していると、情報筋は付け加えた。

「プーチンとゲラシモフ氏は、通常大佐や准将が行うと思われるレベルの戦術的な意思決定に関与していると思われる」と、軍関係者はウクライナ東部で進行中の戦闘について言及した。

モスクワ軍はドンバス地方で突破口を開くことができず、1カ月前から攻勢をかけているが、小規模なウクライナ軍を何度も包囲することに失敗している。

この声明を裏付ける詳細な情報は提供されなかったが、プーチンの個人的な関与についての評価は、受け取った情報に基づいていることが示唆された。

米国陸軍の大佐や英国陸軍の准将は通常、旅団を指揮し、少数の大隊で構成される部隊を指揮するが、後者はロシア軍における最小の作戦部隊に相当する。

ロシア軍は西側諸国の軍隊に比べ、トップダウン方式で運営されており、現場の将軍に指示が送られるのが普通である。しかし、モスクワの侵攻が停滞しているため、前線により近い場所に将官を送らざるを得ず、ウクライナ軍によれば、最大で12人が死亡している。