>>422
GPSが登場する前はLORANという地上の無線測位局のアンテナのうち2箇所から発振される電波信号を受信し、その到達時間差を元に自分がどこにいるかを測定するシステムがあった
電波が届かなければ位置を知ることもできないので、大洋上やユーラシアの広大な森林などの上空では天測や地形などを元に自分の位置を測定する必要があった
アメリカの古いジェット旅客機DC-8やボーイング707のコックピットの天井にもナビゲーターが六分儀を使って太陽や星の位置から経緯度を測るための窓が付いていた