英国のフィッシュ・アンド・チップス店、数千店が年内に閉店の可能性 その理由は
ロンドン(CNN Business) ロシアのウクライナ侵攻によりタラや食用油を含む主要食材の値段が高騰し、英国のフィッシュ・アンド・チップス店が危機に瀕している。
業界団体「全国フィッシュ・フライヤーズ連盟」のアンドリュー・クルック会長によると、英国に約1万店あるフィッシュ・アンド・チップス店のうち、3分の1が今後9カ月の間に閉店する可能性がある。クルック氏はCNN Businessの取材に、これまで経験した中で最悪の危機だと語った。
同連盟はフィッシュ・アンド・チップス関連の企業1200社を代表する組織で、100年以上の歴史を持つ。
自身も店を持つクルック氏によると、物価が上がり始めたのは昨年末だが、主要食材の値段はロシアによる2月後半のウクライナ侵攻以降に急騰した。
「あらゆる物の値段が全体的に上がった」(クルック氏)
現在はウクライナでの戦争によりサプライチェーン(供給網)の混乱が深刻化し、あらゆる業界の企業が物価高騰への対応に苦慮している状況だ。ただ、伝統的に非常に利幅の薄い英国のフィッシュ・アンド・チップス店はロシアからの輸入品に依存しているため、とりわけ影響が実感されるという。
フィッシュ・アンド・チップス業界で使うタラやコダラの最大4割はロシアの海域で採れたもので、ひまわり油の約半分はウクライナからの輸入品だと、クルック氏は語る。
これに加え、光熱費の高騰やジャガイモの栽培に必要な肥料の価格高騰も痛手となっている。
フィッシュ・アンド・チップスは英国の非公式の国民食のひとつ。同連盟によると、1860年代に最初期の店舗が開店した後、英国の産業化に伴い急速に広がった。第2次世界大戦中、政府が紅茶やバター、肉など他の基本食品を配給制にする中でも、労働者階級にとって重要なフィッシュ・アンド・チップスは例外扱いとされた。
顧客の間ではフィッシュ・アンド・チップスは安いものとの期待があると、クルック氏は語る。1年前、タラを使ったフィッシュ・アンド・チップスの平均価格は約7ポンド(約1100円)だったが、現在はこれより21%高い約8.50ポンドに値上がりしていると同氏は推計する。
https://www.cnn.co.jp/business/35187560.html
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ウクライナ情勢 447
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16名無し三等兵 (テテンテンテン MM9a-hFP2 [193.119.157.96])
2022/05/20(金) 16:20:48.13ID:jOPj4AaXM■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
