ドネツクに関してはこんな見方も

ISWの最新のリポートから気になったところを抜粋。
>ロシア軍では予備役の人員不足が続いており、ロシア軍司令部は消耗した大隊戦術群(BTG)の合併整理を余儀なくされている。
>ロシア軍はイジュムの南西で攻勢作戦を再開しようとしたが失敗し、5月19日にスロヴャンスクまたはリマン方面には進撃しなかった。
>ウクライナ軍参謀本部のオレクシー・グロモフ作戦主任参謀副長は、ロシア軍は攻撃能力を失っているにもかかわらず、スロヴャンスク方面の攻勢を再開していると発言した。
>米国当局によると、ロシア軍はドンバスの特定の村の占領に集中するため、BTGのレベルではなく、1個中隊規模(a company scale)での作戦を始めている。

>親ロシア派のミリタリー・テレグラム・チャンネルは、ロシア軍が「戦略的な行き詰まり」に陥り、さまざまな方向の小さな村をゆっくりと占領しようとして大きな損害を出していると主張し、現在のロシアの戦略を批判している。

>ロシア軍は5月19日、ウクライナ軍のさらなる前進を防ぐため、ハリコフ市街北方の陣地の維持に注力した。