ロイター
ベラルーシのルカシェンコ大統領は26日、ウクライナとの国境がある同国南部に新たな軍司令部を設けるよう命じた。
軍服を着用した同氏は、国防当局者の会合で
「新たな戦線が開かれており、注意を払う必要がある」と述べた。
会合はテレビ中継された。

司令部の早期新設を呼びかけるとともに、設置前であっても「迅速に南部国境の防衛計画を立てる責務がある」と語った。
ベラルーシはロシアの同盟国で、2月24日のウクライナ侵攻開始でロシア軍部隊がベラルーシからウクライナに入るのを認めた。

ベラルーシ軍がウクライナ国境沿いに配備する部隊を増やせば、東部ドンバス地方でロシア軍の攻撃に抵抗しているウクライナ軍は、人員配備に一段と窮することになる。