21日のYahooニュースでウクライナ軍の反攻は露軍「鶴翼の陣」の両端から始まると分析されていたが、
現時点で実際に露軍占領地両端であるハルキウ方面とヘルソン方面で反攻が進んでおり、見立ては当たったといえる。

徹底解説:「鶴翼の陣」の弱点突かれたロシア軍の末路
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce091e86e282e55d73c64db867bf91f1cefcd00e?page=3

3.翼先端を突く攻撃が成功する理由
翼の端が、重大な弱点になる根拠は、以下のとおりである。
(1)主力から離れるので孤立する可能性が高い
(2)前面からだけではなく、側方からも攻撃を受ける
(3)両翼には、火砲などの火力支援や隣接部隊からの相互支援が得られない
(4)司令部からの指示や兵站物資を受けにくい

4.ハルキウ奪還後に予想される戦況
ロシア軍の展開を見ると、右翼(北翼)にはハルキウ〜イジューム正面、左翼(南翼)にはへルソン正面がある。
ウクライナ軍は、この2つの翼への攻撃を仕掛けるであろう。
その後、東部(中央部)への攻撃は、両翼を奪還後になるだろう。