ロシア軍、セベロドネツク市の8割を占領 ウクライナ当局者
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9333ec4e21bad3d839c009d07795f62e5e18dc8
(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州の軍事行政トップ、セルヒ・ハイダイ氏は要衝セベロドネツク市の戦況に触れ、
市街戦が続いているものの、現時点でロシア軍が同市の8割を占領していると明らかにした。

ハイダイ氏によると、ルハンスク州に残るウクライナ支配地域には絶え間ない砲撃が浴びせられているが、
そうした状況でも地元のボランティアが人道物資を積んだトラックを多くの集落に届けたり、住民を避難させたりしたという。

ハイダイ氏は、セベロドネツクに隣接するリシチャンスク市は「ウクライナの支配下にある」と説明。
同市は軍事的に有利な場所であり、丘の上の立地が多くの機会を与えてくれるとの見方を示した。同市の防衛は強固だとも述べた。

ハイダイ氏は「日々絶え間なく砲撃が続く状況だが、人道物資をヒルスクの地域とリシチャンスクに届けることは今でも可能だ」としている。