ISWの創始者はネオコンのキンバリーケイガン(Kimberly Kagan)
ISWはネオコンの代弁プロパガンダサイトとして設立された

キンバリーケイガンの夫ロバート・ケーガン(Robert Kagan)はネオコンの親玉

ロバートケーガンの著書
「ネオコンの論理」 単行本 ? 2003/5/23

# アマゾン書評より

出版社からのコメント
強者アメリカの本音。今、必読の書!
著者ロバート・ケーガンは、国務省出身でワシントンポスト等のコラムニスト。日本のマスコミでも、ネオコン(新保守主義)を代表する論客として紹介されています。


# アマゾンレビューより

 今更ながら読んでみた。ブッシュ政権時代に世界的ベストセラーとなった書物だが、民主党のオバマ政権が誕生するや否や、ネオコンという言葉自体、全く聞かれなくなってしまった。
 本書も敢えなく絶版となっているようだ。しかしながら、本書を単なる一過性のベストセラーものと考えるのは大きな間違いだ。
 ネオコンという政治勢力自体が消滅したわけでなく、本書に代表されるような政治思想を有した政権が米国に再び登場する可能性は十分にあるし、
 そして何よりも、筆者は政治思想のバックグラウンドを有した研究者であり、独自のロジックでいわゆるネオコン的な米国の外交政策を構築しているからである。
 特に後者のポイントが重要で、国際政治史、ヨーロッパと米国の比較政治、そして政治思想の知識を駆使した立論は読み応え十分。
 私は筆者の議論はいかにも米国至上主義的であり、また、ヨーロッパへの蔑視に尋常でないものを感じたが、他方で、筆者の議論、特に軍事力の至上性に関する議論には危険な魅力を感じた。

 現在のオバマ政権は筆者が言うところの「ポストモダン」な、国際法が遵守され、道義がものをいう世界への仲間入りを目指しているようにも見える。
 しかしながら、現在でも共和党には筆者のような思想の持ち主が存在しているし、さらに筆者によれば米国の軍事力信奉、単独行動主義は米国の歴史に内在してきたものである。
 オバマ政権でネオコン的な要素がどのように発露されていくのか、要注目であろう。