>>338
当時、産業革命を達成して貧富の差が急速に広がっているイギリスだから資本論の価値があったんだと思うよ。
当時は労働基準法なんてなくて子供だろうが過酷な労働に使っていた。
資本論に対するのはアダムスミスの国富論なんだろうけど、
利益を最大限追求すと、みんな幸せになれるんじゃなくて、富が一部に集まって貧富の差が広がり、弱みに付け込んで過酷な労働をさせられるという状況になった。
これはやりすぎだとマルクスは資本論を出したわけだよ。
それ事態は間違ったわけじゃない。

両翼のバランスのようなもので、どっちに偏って横転してしまう。
資本主義だけに傾倒するとブラック企業になり中産階級没落して国力が落ちるし、共産主義だけに傾倒するとみんな貧しくなり国力が落ちる。
バランスが大切なんだと思うよ。