韓国国産宇宙ロケット「ヌリ号」、21日に打ち上げ再挑戦
朝鮮日報日本語版 6/20(月) 10:33配信

韓国の国産宇宙ロケット「ヌリ号」が20日、発射台に移送された。 ヌリ号は今月15日にセンサーの誤作動問題でいったん発射台から下ろされていた。
計画通り進めば、21日午後4時に打ち上げに再挑戦する。

韓国科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院は、20日午前7時20分にヌリ号の第2発射台への移送を開始した。
ヌリ号は無人特殊移動車両(トランスポーター)に乗せられ、羅老宇宙センター内の発射体総合組み立て棟から第2発射台まで約1時間かけて移送された。

飛行試験委員会は19日午後5時30分ごろ、ヌリ号の移送を計画通り20日に進行することを決めた。

問題は天候だ。 羅老宇宙センターのある全羅南道高興郡では20日は終日雲が多く、21日には雨が降ると予報されている。
これに先立ち、航空宇宙研究院のコ・ジョンファン本部長は「梅雨が近づき、気象の変動が大きいため、引き続き綿密に観察していく」と述べた。
科学技術情報通信部の権ヒョン準巨大公共研究政策官も「今後の気象状況によって変動する可能性がある」と述べた。
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本来なら組み立て施設に戻して分解再点検しなきゃならんロケットの不具合を、分解抜きで修正して明日にも打ち上げ強行ですと。

もっとも明日の韓国南部の天候は余り宜しくないから、予報通り雨天や雷雨だと再び発射延期となりますが。